SAVE THE TEETH 歯を守る

   

下地歯科ブログ

歯ぎしり 2024.03.11更新

「歯ぎしり・食いしばり」は次のような症状を引き起こします。

すぐには問題なくても、長く続けば確実に歯の寿命が短くなります。

歯が削れる・ヒビが入る

詰め物が取れる

歯周病が進行する

顎が痛くなる

口が開かなくなる

知覚過敏

不正咬合

日頃からどんなに歯磨きなどでケアをしていても、「歯ぎしり・食いしばり」があると、それだけで歯を失う原因となります。

さらには歯だけではなく、あごが痛んだり、開かなくなってしまう「顎関節症(がくかんせつしょう)」も引き起こします。

自覚がないことが「歯ぎしり・食いしばり」の怖いところです。しかしながら、8割の方が該当していますから、まずは「自分もそうかも」と疑ってみる必要があります。

「セルフチェックリスト」を用意しましたので、早速チェック!一つでも該当すれば「歯ぎしり・食いしばり」の可能性があります。

1つでも該当したら疑おう!

・歯ぎしりしていると家族から言われたことがある

・起床時に口の周囲がこわばる、あごが疲れる、だるい
・パソコンの操作中や運転中など集中しているときに、無意識に歯をかみしめている
・頬の内側に噛んだあとや、舌に歯形(圧痕)がついている

・常に肩こりがひどい
・耳の下からあごにかけて、コリやすい
・冷たいものを口に入れるとしみる

 

一つでも当てはまると、歯ぎしり食いしばりをしている可能性がありますので受診をお勧めします。


入れ歯の手入れ 2024.02.10更新

こんにちは、下地歯科です。

入れ歯は形が複雑で汚れを落としにくく、適切な手入れをしないと繁殖した細菌がトラブルを引き起こします。

入れ歯はあくまで人工物なので、適切なケアを行わないといろいろな不具合が生じてきます。そのひとつが汚れです。入れ歯は、基本的に毎日洗わなければなりません。

入れ歯は湿度が常に100%の口腔内に装着し、細菌や真菌などが繁殖しやすい環境で機能しています。

 

しっかりお手入れをして、いつでも清潔にしておきましょう!

【汚れた入れ歯が引き起こすトラブル】

  • 歯周病・むし歯になりやすくなる
  • 歯茎が炎症し、痛くて噛めなくなる
  • 口臭の原因になる
  • 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こす
  • お口に白いカビ(カンジダ菌)が生える

入れ歯の汚れを放置していると、そこに生えたカビがお口の粘膜にまでうつってしまうことがあります。

 

それが「口腔カンジダ症」などの病気です。

口腔カンジダは、口の中にだれもが持っているカンジダというカビの菌が異常に増えることによりおこる病気のことです。

カンジダが口の中に付いているだけの初めの段階では、口のケアをしっかり行っていれば口腔カンジダ症を予防できます。

 

入れ歯の手入れ

①お口から外して手入れしよう

入れ歯は毎食後、お口から外して水洗いをしましょう。必ず1日1回はブラシでしっかり磨き使用するブラシは普通の歯ブラシではなく、毛の硬さや形状が入れ歯用に作られている専用ブラシがおすすめです。

 

②夜は洗浄液につけておく

入れ歯をしたまま寝てしまうと、高温多湿のお口の中では一晩で何億という細菌が繁殖してしまいます。就寝時は必ず外して「入れ歯洗浄液」に浸けておきましょう。ひび割れなど破損の原因となりますのでくれぐれも乾燥させないでください。

 


新年のご挨拶 2024.01.02更新

新年あけましておめでとうございます

 

皆様には健やかに新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

 

本年も皆さまとの出会いを大切にし、楽しくそして安心して通院出来るクリニックになるよう努めてまいります。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。


銀歯 2023.12.20更新

銀歯を装着した歯がしみる、あるいは痛い場合は、何らかの異常が生じています。

治療直後に銀歯がしみる場合は、少し様子を見てみましょう。

歯の切削や薬剤の刺激によって、神経が過敏になっているだけかもしれません。

2~3日経過すると、症状が治まるケースが多いです。1週間経っても強い痛みが続く場合は、歯科を受診しましょう。歯髄炎などを起こしている可能性があります。

 

治療後に時間が経っているのに歯がしみる場合は、虫歯の可能性があります。

銀歯の下で虫歯が進行しているのはよくあるケースです。

一見、問題ないようにみえる銀歯ですが、時間が経つと接着剤のセメントが劣化して細菌が入ったり、削り残した虫歯が進行したりとその原因は様々です。

歯医者さんでレントゲンを撮ることで確認することができます。虫歯の場合はその治療が必要になります。

 

歯ぎしりと銀歯

歯ぎしりする方は、歯の根元がすり減ってしみている可能性があります。歯ぎしりで強い圧力が続くと丈夫な歯でも、根本が削れてしまいます。

この部分に温度差のある飲食物が入り込むことで、しみたり痛んだりしやすくなります。

この場合、銀歯の入っている歯の根元に知覚過敏の薬を塗る必要があります。

 

自覚症状がある場合は、まずは受診して頂く事をお勧めします


年始年始のお知らせです 2023.12.06更新

こんにちは、下地歯科です。

当院の年末年始のお知らせです。

年末休みは12月29日~1月4日まで休診とさせていただきます。

よろしくお願い申し上げます。

 

 


「いい歯の日」の意味・由来とは? 2023.11.01更新

「いい歯の日」の意味・由来とは?

 

11月8日は「いい歯の日」です。1993年に日本歯科医師会により制定されました。

 

日付は、「11(いい)」「8(は)」の語呂合わせから。「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、歯科保健啓発活動を行う日としています。

 

「いい歯の日」には、都道府県歯科医師会や郡市区歯科医師会が独自に啓発イベントを実施しています。

講演会や無料歯科検診、歯磨き圧測定など、さまざまな取り組みを行っています。なお、「いい歯の日」は日本独自の記念日なんです☆

 

お口の衰え!オーラルフレイルってなに?

滑舌が悪くなった。食べこぼしが最近多い…。

オーラルフレイルとはそんなお口機能の低下を表す言葉。実は、40代半ばからお口の衰えを感じる人が増えてきています。ささいなことだとしても、放置することで全身の健康を大きく損なうかもしれません。

 

お口・舌の動きをスムーズにする体操パタカラ!

 

パタカラ体操とは、誤嚥を防ぐための代表的な訓練方法の一つで、口・舌を鍛えることで食べる・飲み込む機能の向上を目的とします。

介護施設では、誤嚥を防ぐために口・舌の運動としてパタカラ体操やストレッチが行われます。

パタカラ体操とは「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発音することで口・舌の筋肉を使い、食べたり飲み込んだりする機能を鍛える代表的な体操の一つです。

普段は何気なく行っている食べる・飲み込むという行為は、実は意外と難しいことなのです。

続けることで食べ物が飲み込みやすくなったり、ムセが減ったりという効果が得られるパタカラ体操。

是非、実践してみて下さい☆


歯の老化 2023.10.20更新

歯の老化とは?

30代に入ると、歯の黄ばみや汚れが目立ちやすくなりますが、これは唾液の分泌量の減少が原因となっています。唾液は本来なら食後酸性に傾いた口腔内を中和したり、汚れを流し落としてくれるからです。

歯の老化現象とは?

・歯黄色くなる

・すり減って短くなる

・もろくなる

・ひびが入る

・歯肉縮んで弾力性がなくなる

・歯が長くなったように見える。

の間にものがつまりやすくなる。

むし歯になりやすくなったり、義歯の安定感が悪くなったりもします。

加齢によって唾液が減ることで、食べかすや着色物質が歯の表面に沈着したままとなってしまうため、黄ばみや汚れがどんどん蓄積されるようになってしまうのです。

 

さらに30代になると歯を支える歯肉が下がっていくため、それによって歯と歯の間に歯石や歯垢が溜まりやすくなってしまい、歯周病のリスクが高まってしまうのです。

 

これらが、歯を「老化」させてしまう要因です。

お肌の曲がり角があるように、お口の中も曲がり角があります。30代に入ったら

痛みなどの症状がなくても3か月に一度は検診に行くことをお勧めします


妊娠中のお口のリスクについて 2023.08.15更新

妊娠中のお口のリスクについて

妊娠すると食べ物の趣向が変わったり、悪阻のために1度にたくさんの食事が摂れないために数回に分けて食事をしたり、間食が増えてしまうという事があります。

 

女性ホルモンの影響により、虫歯菌を洗い流す作用のある唾液の分泌量が減少したり、つわりでお口の中の清掃状況が悪くなったり、嘔吐による胃酸により歯の表面が溶かされ、汚れが付着しやすくなることなどにより、虫歯になる危険性が増加します。

 

そうすると、自然とお口の中にはプラークや歯石がたまりやすい状態となります。

また、妊娠中はホルモンの影響により、歯肉炎や歯周病になりやすくなると考えられています。

日本臨床歯周病学会の資料によると、歯周病による炎症が血液を介して全身に波及すると、妊娠している女性の場合、低体重児および早産のリスクが高くなることが指摘されているそうです。

これは口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかと言われています。

 

炎症性サイトカインとは?

お口の中で歯周病菌が増えると、免疫のバランスが崩れて免疫細胞から血中に「サイトカイン」が出ます。

サイトカインが過剰に出ると、炎症が起こり、歯肉や歯骨を壊す酵素が出ます。

サイトカインを過剰に出さないようにすることが大切ですが、そのためには、お口の中を定期的に綺麗にお掃除して、細菌の数を減らしていくことが大切です。

歯周病の妊婦さんは、正期産以前(妊娠37週未満)に血中のサイトカイン濃度が高まってしまうと、子宮筋が収縮して、切迫早産や低体重児出産になる恐れがあります。

つわりの時期は、においや味に敏感になりやすく、歯みがきができないという妊婦さんも少なくありません。

口腔内にトラブルを起こさないよう、できる範囲でお口の中を清潔に保つよう心がけましょう。


夏季休診のお知らせ 2023.08.01更新

こんにちは、下地歯科です。

当院の夏季休診のお知らせです。

8月14日~16日がお休みになります。

宜しくお願い申し上げます。


口の中が乾く病気 ~ドライマウス~ 2023.07.21更新

口の中が乾く病気 ~ドライマウス~

ドライマウスとは?

ドライマウスは唾液が少なくなり、口の中が乾く病気で、何らかの原因によって唾液が出にくくなったりお口の中が乾燥して、様々な症状が生じることをいいます。年齢が高くなると、お口の乾燥を自覚する方が増加し、違和感、不快感を感じるようになることがあります。

 

また、糖尿病や腎不全などの病気を介して起こることもあれば、ストレスや筋力の低下、さらには薬剤の副作用で起こることもあります。例えば更年期障害の不定愁訴に悩んで抗うつ剤を飲み、その副作用でドライマウスになり、唾液が出ないことにストレスを感じて、さらに強いドライマウスになっていく。つまり、複合的な病因によって、ドライマウスが発症します。

ドライマウスの改善方法は?

ドライマウスを潤すためのリンス、保湿ジェルの使用をお勧め致します。

乾燥の緩和するだけでなく、粘膜を保護し、お口の機能を助けます。

お顔の乾燥肌を潤すために、化粧水や保湿クリームを使用しますよね!

ドライマウスも乾燥肌と同じように保湿してあげる事で改善する事ができます。

気になる方は一度、歯科を受診して下さいね!


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