SAVE THE TEETH 歯を守る

   

下地歯科ブログ

歯周病の症状と予防 2020.02.20更新

こんにちは、今福鶴見 下地歯科です。

 

日本歯周病学会の記事の続きの更新を致します(^^)

 

日本歯周病学会HP

 

歯ぐきの検査をするときや歯石を取るときにチクチクと痛いのですが、どうしてでしょうか。

歯肉の検査では、歯と歯肉の隙間である歯周ポケットの深さを測ります。また歯石を取るときは歯肉の上に覆い被さるように付いている歯石を取り除くのでどうしても器具の先端が炎症を起こして敏感になっている歯肉に触れます。

しかしそれが我慢できないようであれば、表面麻酔(スプレー式の麻酔)を用いるなどの方法もありますので歯科医師に相談して下さい。

 

歯石はどれくらいおきに歯科医院にとりに行ったらいいのでしょうか

本来、適切な歯磨きができていれば歯石は付きません。また歯石の付きやすさにも個人差があります。歯磨きの指導を受けても時間がたてば、その記憶が曖昧に疎かになりやすいのも事実です。

通常は1年に3回~4回が良いと言われています。

また、かかりつけの歯科医師(歯科医院)を決めて、歯石のつきやすさを継続してみていただければ、どのくらいの期間で定期健診を受ければよいかわかります。

 

 

歯周病の予防

歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?

歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。

一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。

 

予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?

虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため治療にかかる時間とお金が節約できます。また問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり歯のクリーニングなどが受けられます。

 

歯ブラシは電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯には良いのでしょうか?

一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは難しいですし、長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう可能性があります。むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。

 

ここまでです。

 

いかがでしょうか?

 

歯周病は怖い病気ですが、予防する事の出来る病気でもあります。

 

予防には歯科検診が必須ですので、定期的に来院する事をお勧め致します。


下地歯科

CONTENTS