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下地歯科ブログ

インプラント

2022年08月10日 09:51 抜歯 インプラント

こんにちは、下地歯科です。

歯科治療で歯を抜く時のお話を更新します。

 

歯を抜くとき

その①むし歯の進行状態

むし歯を放置して進行すると細菌に感染して、歯を支えている骨が溶けたり、歯ぐきが激しく痛むといったさまざまなトラブルの原因となります。

また、歯の根の先端が細菌に感染して膿がたまっている場合も、骨などへの感染を防ぐため歯を抜くことがあります。

 

その②歯周病

歯周病は細菌によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。

むし歯のように、初期の段階で症状を感じる事が少なく、「歯周病で歯を抜かなくても…」と思われる方は少なくありませんが、

歯がぐらぐらするほど歯周病が進行=重度の状態、になり、その歯をそのまま残しておくと、周辺の健康な歯までもが歯周病に侵されてしまう恐れがあるのです。

そのため、歯周病でぐらぐらになった歯は将来のお口の健康のために抜歯の選択が候補として挙げられます。

 

その③歯根破折

歯根破折は、歯が根元部分から、中から割れてしまう歯の病状を指します。
歯根というのは歯の下部、歯槽骨の中を指しますが、この部分から歯が割れていき、最終的には歯の表面部分も割れてしまうことのある病状です。

このような場合は、周囲への影響を考え抜歯を選択することがあります。

 

いかがでしょうか・・。

自分の歯を抜く選択をしなくてはならない場合、とても辛いですよね・・。

こうなる前に早期発見、早期治療が大切になります。

大切な自分の歯と歯茎を守るためにも、検診は重要なのです。

それではまた更新します。


2022年05月20日 13:10 抜けた歯を放置してませんか? インプラント

こんにちは、下地歯科です。

何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置してはいませんか?

特に問題がないからといって、そのままにしている方は少なくありません。

1本歯がないくらいでは、食べるときにそれほど不自由はしないですよね。

しかし、歯が無い状態は、実は皆さんが想像している以上に大きな悪影響を及ぼします。

お口の中は家の柱と同じで、歯が1本でも抜けたままにしていると、歯全体が崩壊していきます。家の柱も1本ないと崩壊してしまいます。

 

まず、奥歯が無くなると確実に「噛めなく」なります。

奥歯は食べ物を消化しやすくし、歯列全体のバランスをとっています。奥歯が1本でもなくなると、慢性的な肩こりや頭痛の原因にもなってしまいます。

奥歯は、運ばれてきた食べ物を臼のように細かくすりつぶし、消化しやすくする働きがあります。

前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%も落ちると言われています。

食物をうまく咀嚼できずに飲み込んでしまうため、胃や腸に負担がかかるようになります。喉を傷つけることにもなりますし、消化不良で栄養も十分に取れなくなってしまうのです。

さらに、唾液の自浄作用の働きも弱くなる為、虫歯や口臭の危険も高まります。

重要なことは見た目が悪かったり噛みにくいなど、抜いたところだけの問題にとどまらず、反対の歯や両隣の歯などほかの歯にもトラブルが起こしたりもします。

歯が1本だけなくても生活に支障が無い、と思われているかもしれませんが、それは大きな間違いなのです。

1本でも失うと、確実に将来的にお口全体が崩壊していきますので抜けた歯をそのままにしておくのはよくありません。

必ず受診するようにして下さいね。


2019年10月23日 16:34 日本口腔インプラント学会 インプラント

こんにちは、今福鶴見の下地歯科です。

 

今日は、院長が所属しています、日本口腔インプラント学会 のHPより、患者様に分かりやすくインプラントのお伝えできる項目がありましたのでご紹介いたしますね♪

 

http://min-implant.jp/about/

歯が無くなった場合、歯を無くした部位にもよりますが、噛めない、喋りにくい、見映えが悪いといった不具合が起きます。

 

取り外し可能な義歯による治療

 

    いわゆる「入れ歯」で、隣の歯にフックをかけて人工の歯を補う治療です。必要によって隣の歯や他の歯を少し削り、型をとってつくります。

 

    メリット

    ・保険適応内の義歯は比較的安価

    ・治療回数や期間が比較的短い

 

    デメリット

    ・取り外しが面倒

    ・噛む力が弱い

    ・フックをかけた歯に負担がかかる

 

ブリッジによる治療

 

    両隣の歯を削り、型をとったあとに一塊の繋がった歯を入れる治療です。

 

    メリット

    ・取り外し式でない

    ・比較的短期間で治療が終わる

    ・保険適応内であれば治療費が比較的安価

    ・噛む感触が自分の歯と近い

 

    デメリット

    ・隣の歯をたくさん削る

    ・支える歯の負担が大きい

    ・たくさんの歯がなかったり奥に支える歯が無いとできない

 

インプラント治療

 

    歯が抜けたところの顎の骨に人工の歯の根を埋めて、それを土台にして歯をつくる治療です。

 

    メリット

    ・ブリッジのように隣の歯を削る必要がない。

    ・義歯のように取り外しの面倒や口の中の違和感がない。

    ・残っている歯に対する負担が少ない。

 

    デメリット

    ・保険適応外のため治療費が比較的高額

    ・治療期間が長め

 

その他(歯の移植)

 

    親知らずなど不要な歯を、歯が抜けたところに移植することがあります。

 

    メリット

    ・自分の歯を使える

 

    デメリット

    ・移植する歯の条件が限られている

    ・歯がうまく付かないことがある

 

如何でしょうか??

イラストがあると、分かりやすいですね。

 

失った歯でお困りの方、ご家族の方がいっらしゃいましたらご相談下さい。


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