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下地歯科ブログ

歯科情報

2024年04月10日 14:42 優秀な歯ブラシ 歯科情報

優秀なワンタフト歯ブラシ!

こんにちは、下地歯科です

 

歯磨きは一本の歯ブラシ(3列ブラシ)でする、と思われている方は多いかと思います。実は普通の歯ブラシでは磨けるのは全体の60%。つまり40%は磨き残しがあります。そこでぜひ使っていただきたいのが「ワンタフトブラシ」です。

特殊な三角毛のワンタフトブラシは、通常の歯ブラシでは届かない、磨き残しの多い場所に“ピンポイント”で清掃が可能ですので、1本の歯ブラシのみで清掃するよりも高い確率で磨き残しを減らす事ができるのです。

 

予防先進国のスウェーデンでは80歳でも平均で20本以上の歯が残っています。一方の日本は14本程度です。そんなスウェーデンでは、歯磨きはまずワンタフトブラシを使い、日々のケアを行っているのです。

 

ワンタフト歯ブラシは、この様な部位にお勧めです

・歯並びの悪い場所

・矯正装置を取り付けた部分

・ブリッジを入れた部分

・生えきっていない親知らず

・お子様の生え変わりの歯

 

特に、ワンタフト歯ブラシはお子様の生え変わりの歯や小さな乳歯にピッタリのサイズです。

 

歯の生え変わり時期や、歯がグラグラしだすと、歯磨きが痛く嫌がる子供さんは多いです。

この、ワンタフト歯ブラシを使えば、丁寧に小さな乳歯を磨く事ができるのでとてもお勧めです。

6歳臼歯の溝もしっかりと磨く事ができるので、お子様にも安心してお使い頂けます。

 

大人の場合は、ワンタフト歯ブラシを使う事で磨き残しを防ぎ、ブラッシング効果を高めてくれます。使い方は、歯ブラシよりも最初にワンタフトブラシを使います。

ワンタフトブラシで磨きにくい部分を磨き、そのあといつも通りに歯ブラシで磨くだけで歯垢をしっかり取り除くことができ、歯磨き時間も短縮する事ができます。

予防先進国のスウェーデンでは30年前から実施されている歯垢除去のやり方です。

 

ワンタフト歯ブラシを使って、正しく予防ケアを行って下さいね。


2024年03月11日 11:24 歯ぎしり 歯科情報

「歯ぎしり・食いしばり」は次のような症状を引き起こします。

すぐには問題なくても、長く続けば確実に歯の寿命が短くなります。

歯が削れる・ヒビが入る

詰め物が取れる

歯周病が進行する

顎が痛くなる

口が開かなくなる

知覚過敏

不正咬合

日頃からどんなに歯磨きなどでケアをしていても、「歯ぎしり・食いしばり」があると、それだけで歯を失う原因となります。

さらには歯だけではなく、あごが痛んだり、開かなくなってしまう「顎関節症(がくかんせつしょう)」も引き起こします。

自覚がないことが「歯ぎしり・食いしばり」の怖いところです。しかしながら、8割の方が該当していますから、まずは「自分もそうかも」と疑ってみる必要があります。

「セルフチェックリスト」を用意しましたので、早速チェック!一つでも該当すれば「歯ぎしり・食いしばり」の可能性があります。

1つでも該当したら疑おう!

・歯ぎしりしていると家族から言われたことがある

・起床時に口の周囲がこわばる、あごが疲れる、だるい
・パソコンの操作中や運転中など集中しているときに、無意識に歯をかみしめている
・頬の内側に噛んだあとや、舌に歯形(圧痕)がついている

・常に肩こりがひどい
・耳の下からあごにかけて、コリやすい
・冷たいものを口に入れるとしみる

 

一つでも当てはまると、歯ぎしり食いしばりをしている可能性がありますので受診をお勧めします。


2023年12月20日 09:24 銀歯 歯科情報

銀歯を装着した歯がしみる、あるいは痛い場合は、何らかの異常が生じています。

治療直後に銀歯がしみる場合は、少し様子を見てみましょう。

歯の切削や薬剤の刺激によって、神経が過敏になっているだけかもしれません。

2~3日経過すると、症状が治まるケースが多いです。1週間経っても強い痛みが続く場合は、歯科を受診しましょう。歯髄炎などを起こしている可能性があります。

 

治療後に時間が経っているのに歯がしみる場合は、虫歯の可能性があります。

銀歯の下で虫歯が進行しているのはよくあるケースです。

一見、問題ないようにみえる銀歯ですが、時間が経つと接着剤のセメントが劣化して細菌が入ったり、削り残した虫歯が進行したりとその原因は様々です。

歯医者さんでレントゲンを撮ることで確認することができます。虫歯の場合はその治療が必要になります。

 

歯ぎしりと銀歯

歯ぎしりする方は、歯の根元がすり減ってしみている可能性があります。歯ぎしりで強い圧力が続くと丈夫な歯でも、根本が削れてしまいます。

この部分に温度差のある飲食物が入り込むことで、しみたり痛んだりしやすくなります。

この場合、銀歯の入っている歯の根元に知覚過敏の薬を塗る必要があります。

 

自覚症状がある場合は、まずは受診して頂く事をお勧めします


2023年11月01日 10:47 「いい歯の日」の意味・由来とは? 歯科情報

「いい歯の日」の意味・由来とは?

 

11月8日は「いい歯の日」です。1993年に日本歯科医師会により制定されました。

 

日付は、「11(いい)」「8(は)」の語呂合わせから。「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、歯科保健啓発活動を行う日としています。

 

「いい歯の日」には、都道府県歯科医師会や郡市区歯科医師会が独自に啓発イベントを実施しています。

講演会や無料歯科検診、歯磨き圧測定など、さまざまな取り組みを行っています。なお、「いい歯の日」は日本独自の記念日なんです☆

 

お口の衰え!オーラルフレイルってなに?

滑舌が悪くなった。食べこぼしが最近多い…。

オーラルフレイルとはそんなお口機能の低下を表す言葉。実は、40代半ばからお口の衰えを感じる人が増えてきています。ささいなことだとしても、放置することで全身の健康を大きく損なうかもしれません。

 

お口・舌の動きをスムーズにする体操パタカラ!

 

パタカラ体操とは、誤嚥を防ぐための代表的な訓練方法の一つで、口・舌を鍛えることで食べる・飲み込む機能の向上を目的とします。

介護施設では、誤嚥を防ぐために口・舌の運動としてパタカラ体操やストレッチが行われます。

パタカラ体操とは「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発音することで口・舌の筋肉を使い、食べたり飲み込んだりする機能を鍛える代表的な体操の一つです。

普段は何気なく行っている食べる・飲み込むという行為は、実は意外と難しいことなのです。

続けることで食べ物が飲み込みやすくなったり、ムセが減ったりという効果が得られるパタカラ体操。

是非、実践してみて下さい☆


2023年10月20日 10:20 歯の老化 歯科情報

歯の老化とは?

30代に入ると、歯の黄ばみや汚れが目立ちやすくなりますが、これは唾液の分泌量の減少が原因となっています。唾液は本来なら食後酸性に傾いた口腔内を中和したり、汚れを流し落としてくれるからです。

歯の老化現象とは?

・歯黄色くなる

・すり減って短くなる

・もろくなる

・ひびが入る

・歯肉縮んで弾力性がなくなる

・歯が長くなったように見える。

の間にものがつまりやすくなる。

むし歯になりやすくなったり、義歯の安定感が悪くなったりもします。

加齢によって唾液が減ることで、食べかすや着色物質が歯の表面に沈着したままとなってしまうため、黄ばみや汚れがどんどん蓄積されるようになってしまうのです。

 

さらに30代になると歯を支える歯肉が下がっていくため、それによって歯と歯の間に歯石や歯垢が溜まりやすくなってしまい、歯周病のリスクが高まってしまうのです。

 

これらが、歯を「老化」させてしまう要因です。

お肌の曲がり角があるように、お口の中も曲がり角があります。30代に入ったら

痛みなどの症状がなくても3か月に一度は検診に行くことをお勧めします


2023年03月15日 11:16 歯の根っこ治療 歯科情報

むし歯が神経まで達すると歯の根っこの治療を行います。

これを根管治療と言います。

簡単にいえば、歯の根管を清潔にするための治療のことです。

根管治療を行うことで、抜歯を避ける可能性を高めることができるのです。

根管治療は実際には目に見えない歯の中をきれいにする治療です。

しかも非常に狭い上にまっすぐでは無く、細かく曲がっていたり、分岐していたりします。

複雑な形をしていますし人によっても様々ですので、完全な消毒や清掃が困難なケースが一般的です。

研究の結果では根管治療で除去できる感染物質は60~80%と言われています。

しかも、大きく削って感染物質を取り除くほど、歯そのものは細く、薄くなってしまいます。

仮に完全に感染物質を取り除けても、歯の噛むチカラに耐えられない可能性が高くなってしまいます。

さらに、歯髄を除去してしまうと、歯の弾性(しなり)が失われる事により、破折する可能性も高くなります。

歯の中の感染物質だけを可能な限り取り除き、歯の質をできるだけ残したとしても、歯髄を除去してから時間が経過すればするほど、やはり歯の弾性が失われますので、破折の危険性は高まります。

 

たまーに痛いのは放置しても大丈夫?

来院習慣のない方は、少し歯がしみたりしても気のせいだ、一時的なものだと勘違いして多くの方が来院されません。
しかし、それは病気が進行している証拠です。

歯が痛む多くの方はすでに抜髄(根管治療)が必要になるまで虫歯が進行している、もしくは抜歯するしかない状態まで進行しています。

痛みが引いたからと言って来院しないのは決して良くありません。

根管治療は回数がかかる治療ですので、最後まで必ず受診して下さい。

 


2023年02月15日 11:17 インフルエンザと歯磨きの関係? 歯科情報

インフルエンザと歯磨きの関係?

 

お口の中を不潔な状態にしておくと細菌が増殖し、インフルエンザに罹り易いというデータがあります。

 

実際に、介護施設や小学校などで歯磨き指導を徹底したところ、インフルエンザ罹患率が低下したという報告もあります。

 

お口の中の細菌とインフルエンザの関係は深く関りがありますので、正しい歯磨きを身に付ける事が感染症予防として重要です。

 

毎日の歯磨きをしっかりおこない、歯科医院での歯周病や虫歯の治療、歯のクリーニング(PMTC)などをおこなうことで口の中の細菌を減らすと、

 

プロテアーゼやノイラミニダーゼの量が減り、インフルエンザの発症も抑えられるとされています。

 

歯磨きはただすれば良いという事では、むし歯や歯周病の予防が出来ませんので

 

歯並びによって正しく磨けるように歯科医院の歯磨き指導をお受け下さいね(^^)


2022年06月04日 10:17 6月4~10日は 歯の衛生週間 歯科情報

6月4~10日は 歯の衛生週間

6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」です。

また、6月4~10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会などが「歯の衛生週間」を実施しています。

日本人男性の平均寿命は78歳、女性は85歳と、世界一の長寿大国です。

しかし、残念ながら、歯の寿命は50~60歳代で、高齢になるに従って、歯を失う人が多いのが現状です。

日頃から歯磨きなどの口腔ケアをしっかり行っていれば、歯の寿命をもっと延ばすことができます。

最近では、80歳まで20本の自分の歯を持とうという「8020運動」も提唱されています。

「歯の衛生週間」をきっかけに、歯を長生きさせるための口腔ケアを実践する習慣を身につけましょう。

 


2022年04月15日 10:27 放置すると大変な事になる歯の状態 歯科情報

こんにちは、下地歯科です。

 

定期的に歯科医院に通っている方は、むし歯や歯周病などの早期発見、早期治療をする事ができ健康的な歯と歯茎の状態を維持する事が出来ます。

しかし、歯科医院に定期的に通っていない方は、静かに歯周病が進行したり、気づいた時には激痛で歯科医院に駆け込む、という方も少なくありません。

 

今日は、こんな状態の方は放置せずに、すぐに歯科を受診して下さい!という内容を更新します。

 

こんな時は放置せず、歯科医院を受診して下さい!

むし歯=痛みがある、と思われている方が多いかと思いますが、初期の段階のむし歯には痛みがありません。

むし歯になると神経を通じて痛みを感じますが神経まで達していないむし歯は、痛みがないため放置される事も少なくありません。

しかし放置しておくと、必ず問題を引き起こします。

 

①詰め物が取れた時の放置

神経を取ると、栄養を届けられずにもろくなる、痛みなどの症状に気づきにくくなるなど、さまざまな要素が重なって、本来よりその寿命は約10年短くなると言われています。

痛みを感じないため、むし歯が大きくなるまで自覚症状がありません。痛みを感じとることができないため、気づかないうちにむし歯が重度にまで進行してしまうことがあります。

 

②痛みはないけど大きな穴が開いている

穴が開いているが、痛みが無い・・このような場合はまだ小さなむし歯ですが、むし歯は自然に治癒することは絶対にありません。

放っておくとどんどんひどくなり、必ず痛みが出てきます

 

③根の部分しか無い歯

歯の上の部分がボロボロで根っこだけになっている歯は、絶対に放置してはいけません。

汚れた残根の表面にはたくさんのむし歯菌や歯周病菌が付着しています。

痛みがないからといって治療せずに放置していると、その菌が他の健康な歯に影響を与えることも考えられるます。

そしてかみ合わせも悪くなりますので、顎関節の痛みや、肩こり、首痛、腰痛・・・と、やがては全身に悪影響が及びます。

 

①~③まで当てはまる方は早急に歯科を受診して下さいね。


2022年03月10日 10:07 顎が痛い 歯科情報

この様な症状はありませんか??

・口を開けようとすると顎が痛む

・口が大きく開けられない

・口を開けるとカクンと音がする

顎関節症とは、あごの関節や筋肉の異常により、あごが痛い・口が開きにくい・音がするといった症状が出る病気です。

あごにそれらの症状を持つ人は7割~8割もいるという調査もあります。

原因はなに?

ここからは日本歯科医師会のHPからの引用です。

昔は「かみ合わせの悪さ」が原因と考えられていました。

今でも「かみ合わせが悪いと顎関節症を初めとして、全身にも色々な不都合が起こる」という意見もインターネットには沢山あります。

しかしもしそれが事実なら、歯科医療事情がまだ整っていない発展途上国には顎関節症患者があふれているはずですが、国際学会に出席してもそのような話しを聞くことはありません。

では何が原因なのでしょうか。

実は原因を一つに絞ることができないというべきなのです。顎関節症の原因として現在世界的に認められている考え方は「多因子病因説」といいます。

関節や筋に負担のかかる要因は色々あります。

そのような要因がタイミングよくいくつも集まって負担が大きくなり、その人の持っている耐久力を超えると症状が出るという考え方です。

ココマデ

このように顎関節症の原因は一つではなく、いくつかの要因があります。

最も多いのは、あごと頭蓋骨の間にある「関節円板」がずれてしまうケースです。

「関節円板」は口を開けたときに前後に動き、骨と骨がぶつからないようクッションの役割を果たしていますが、これが前方にずれたままになってしまうと、口を開け閉めするたびに「カクン」と音がするようになります。

このほか、咀しゃく筋・関節包・靭帯の障害など、顎関節症には様々な原因があります。

矯正治療をしたら顎関節症が治った!という方が中にはいらっしゃいますが

個人差がありますので、必ずとは言えません。

顎関節症の症状ががって日常生活に支障がある方は一度歯科医院を受診する事をお勧めします。

 


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