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下地歯科ブログ

抜けた歯を放置してませんか? 2022.05.20更新

こんにちは、下地歯科です。

何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置してはいませんか?

特に問題がないからといって、そのままにしている方は少なくありません。

1本歯がないくらいでは、食べるときにそれほど不自由はしないですよね。

しかし、歯が無い状態は、実は皆さんが想像している以上に大きな悪影響を及ぼします。

お口の中は家の柱と同じで、歯が1本でも抜けたままにしていると、歯全体が崩壊していきます。家の柱も1本ないと崩壊してしまいます。

 

まず、奥歯が無くなると確実に「噛めなく」なります。

奥歯は食べ物を消化しやすくし、歯列全体のバランスをとっています。奥歯が1本でもなくなると、慢性的な肩こりや頭痛の原因にもなってしまいます。

奥歯は、運ばれてきた食べ物を臼のように細かくすりつぶし、消化しやすくする働きがあります。

前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%も落ちると言われています。

食物をうまく咀嚼できずに飲み込んでしまうため、胃や腸に負担がかかるようになります。喉を傷つけることにもなりますし、消化不良で栄養も十分に取れなくなってしまうのです。

さらに、唾液の自浄作用の働きも弱くなる為、虫歯や口臭の危険も高まります。

重要なことは見た目が悪かったり噛みにくいなど、抜いたところだけの問題にとどまらず、反対の歯や両隣の歯などほかの歯にもトラブルが起こしたりもします。

歯が1本だけなくても生活に支障が無い、と思われているかもしれませんが、それは大きな間違いなのです。

1本でも失うと、確実に将来的にお口全体が崩壊していきますので抜けた歯をそのままにしておくのはよくありません。

必ず受診するようにして下さいね。


下地歯科

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