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下地歯科ブログ

入れ歯の手入れ 2024.02.10更新

こんにちは、下地歯科です。

入れ歯は形が複雑で汚れを落としにくく、適切な手入れをしないと繁殖した細菌がトラブルを引き起こします。

入れ歯はあくまで人工物なので、適切なケアを行わないといろいろな不具合が生じてきます。そのひとつが汚れです。入れ歯は、基本的に毎日洗わなければなりません。

入れ歯は湿度が常に100%の口腔内に装着し、細菌や真菌などが繁殖しやすい環境で機能しています。

 

しっかりお手入れをして、いつでも清潔にしておきましょう!

【汚れた入れ歯が引き起こすトラブル】

  • 歯周病・むし歯になりやすくなる
  • 歯茎が炎症し、痛くて噛めなくなる
  • 口臭の原因になる
  • 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こす
  • お口に白いカビ(カンジダ菌)が生える

入れ歯の汚れを放置していると、そこに生えたカビがお口の粘膜にまでうつってしまうことがあります。

 

それが「口腔カンジダ症」などの病気です。

口腔カンジダは、口の中にだれもが持っているカンジダというカビの菌が異常に増えることによりおこる病気のことです。

カンジダが口の中に付いているだけの初めの段階では、口のケアをしっかり行っていれば口腔カンジダ症を予防できます。

 

入れ歯の手入れ

①お口から外して手入れしよう

入れ歯は毎食後、お口から外して水洗いをしましょう。必ず1日1回はブラシでしっかり磨き使用するブラシは普通の歯ブラシではなく、毛の硬さや形状が入れ歯用に作られている専用ブラシがおすすめです。

 

②夜は洗浄液につけておく

入れ歯をしたまま寝てしまうと、高温多湿のお口の中では一晩で何億という細菌が繁殖してしまいます。就寝時は必ず外して「入れ歯洗浄液」に浸けておきましょう。ひび割れなど破損の原因となりますのでくれぐれも乾燥させないでください。

 


下地歯科

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