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妊娠性歯肉炎のリスク
2025.07.09更新
妊娠中は女性ホルモンの影響でむし歯や歯周病になりやすい時期です。歯ぐきに起こる炎症により、早産・低体重児出産のリスクが高くなります。
また、むし歯菌や歯周病菌は、お母さんお父さんから赤ちゃんに感染することが多いです。ご家族のむし歯菌や歯周病菌を減らしておけば、赤ちゃんの感染年齢を遅らせることができ、むし歯予防につながります。
妊娠中は、赤ちゃんが生まれる前の準備として、ご家族で口腔ケアに取り組みましょう。
妊娠中にはエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌が増加します。これらのホルモンは、歯茎の血流を増やし、歯茎を柔らかくし、炎症を起こしやすくします。その結果、妊娠性歯肉炎という状態になることが多く、歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなります。
妊娠性歯肉炎のリスク
妊娠性歯肉炎は、適切なケアを行わないと進行し、歯周病に発展する可能性があります。歯周病は、歯を支える組織が破壊される病気で、最悪の場合、歯を失うことになります。さらに、歯周病は全身の健康にも影響を与え、心臓病や糖尿病との関連も指摘されています。妊娠中の歯科ケアは、母体と胎児の健康を守るために欠かせない要素です。ホルモンバランスの変化による口腔内のリスクを理解し、適切なケアと定期的な歯科検診を受けることで、健康な妊娠期間を過ごすことができます。