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歯周病
歯周病は遺伝する?
歯周病は遺伝するのでしょうか?
歯周病そのものが遺伝するということはありません。しかしながら、非常に少ない例ですが、遺伝性要因があるとされる歯肉の増殖特殊な歯周病があります。
また、近年、遺伝子診断により、本当に遺伝的になりやすい人、なりにくい人がいるかどうか科学的に解明されつつあります。
歯周病にかかりやすい、かかりにくいはある?
大きく分けて口の中の状態と全身状態によります。
お口の状態ですと歯並びや歯周病菌の種類や粘膜の形が影響しますし、身体全身の場合は生活習慣(喫煙など)やそれに関する病気(糖尿病など)、遺伝的影響など、色々な要素が関わって歯周病にかかりやすくなるのです。
また、遺伝子診断、免疫応答・炎症反応の検査により歯周病にかかりやすい患者さんがいると報告されています。
特に通常は40歳前後に症状があらわれる歯周病が10歳代後半からあらわれる早期発症型と呼ばれる歯周病がこれにあたります。
歯周病は早期発見に勝るものはありません。
症状が何もなくても定期検診をしっかりと受けましょう★
こんにちは、下地歯科です。
歯がしみる!と感じた事がある方は多いかと思います。
知覚過敏は、歯肉が下がり軟らかい象牙質が露出して起こります。
象牙質には神経に通じる細かい管が無数にあり刺激が直接神経に届いてしまうのです。
知覚過敏はこんな時に感じやすい?
・冷たい、または甘い物を飲食した
・歯ブラシの毛先が触れた
・冷たい風にあたった
知覚過敏の治療方法
・再石灰化を促す
唾液により再石灰化で象牙質を修復します。
・専用の歯磨き粉を使う
歯の神経の鎮静作用があり徐々に治まります
・クリニックで治療
刺激を受けにくくする薬剤を塗布し、プラスチック材などでコーディングします。
痛みがひどく日常生活に支障をきたす場合は、歯の神経をとる事もあります。
知っておきたい関連疾患!
〇根面う蝕
軟らかい象牙質が露出したままだと歯根根面のむし歯「根面う蝕」を起こしやすくなります。怖いのは歯の神経に近いので上昇になりやすいです。歯肉が下がってきたら要注意です。
歯がしみる、と感じた方は早めの受診をお勧めします。
こんにちは、今福鶴見 下地歯科です。
市種苗に罹りやすい人はいるのでしょうか??
この様なご質問がありました。
まずは、口で呼吸を日常的にしている人、です。
呼吸には口呼吸と鼻呼吸があります。普段から口で呼吸する方は、口の中が乾燥しやすくなり、「だ液」が少なくなります。実は「だ液」には抗菌や細菌を洗い流す作用がありますので、口呼吸によりだ液が少なくなると、歯周病菌を増大させやすくなってしまいます。
そして、喫煙をする人、です。
「喫煙者は歯周病リスクが5倍以上」というデータがあります。
日本臨床歯周病学会のHPで次の様に掲載されています。
https://www.jacp.net/perio/cigarette/
ある統計データによると、歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に、10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります。
タバコを吸っていると歯肉の腫れや出血が見た目上抑えられ、患者さん自身が歯周病に気づきにくくもなります。
実際に治療を始めても歯肉の治りは悪く(もちろん何もしないでいるよりは改善しますけれど)、手術を行ったとしても効果の現われ方が非喫煙者よりも低いのです。
喫煙は発がんリスク同様、お口にとっても実は良いことは一つもありません・・。
お口全体の健康、歯周病予防の為にも喫煙はお勧めできません。
そこで重要なのが「定期的なプロフェッショナルケア」です。お口の中は普段からどんなに歯をみがいていても、
自分では取り除けない細菌の温床(バイオフィルム・歯石)が必ずできてしまいます。
そこで、これを確実に取り除くのが、医師・歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」の役割です。
歯科でのケアで、確実に多くの歯を守ることができます。
一生豊かな食生活を送るためにも、ぜひ定期的なプロフェッショナルケアをみなさんの習慣にしてください。
こんにちは、今福鶴見の下地歯科です。
歯周病の予防について更新します☆
歯周病には出来るだけ罹りたくないですよね(^^;)
そんな歯周病は予防できるのでしょうか?
院長が所属している日本歯周病学会のHpから歯周病予防のQ&Aをご紹介します☆
Q1,歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?
歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。
よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。
一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。
Q2,予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?
虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため治療にかかる時間とお金が節約できます。
また問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり歯のクリーニングなどが受けられます。
Q3,歯ブラシは電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯には良いのでしょうか?
一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは難しいですし、
長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう可能性があります。
むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。
と、ここまです。
普段のホームケアと歯科医院での検診が歯周病予防には不可欠です。
むし歯や歯周病を予防する為に、定期的に検診をお受け下さいね☆
日本歯周病学会のHPはこちらです
こんにちは、下地歯科です。
さて、今回は生活習慣病の糖尿病と歯周病の関係の記事を更新したいと思います。
これまで、糖尿病にかかっていると歯周病の治りが悪いと言われていました。
しかし現在では糖尿病をはじめ心臓病や脳血管障害などの循環器系疾患、
肥満やメタボリックシンドローム、肺炎やインフルエンザ、誤嚥性肺炎 などの呼吸器系の疾患と、
ほぼ全身にまたがる病気に影響を及ぼしていることが分かってきています。早産や低体重児出産にもつながるとされています。
下記の国立循環医療研究センター 糖尿病情報センターというwebサイトに
興味深いページがありましたので、引用します。
http://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/070/040/01.html
☆ココカラ☆
お口の健康は、毎日の食事や会話にもつながるとても身近なものです。
みなさんは、以下のようなお口のトラブルを自覚することはあるでしょうか?
✓ ハブラシの時に出血する
✓ 朝起きたときに歯肉に違和感がある
✓ 口臭を指摘された
✓ 歯肉が下がって、歯が長く見えるようになった
✓ 体調が悪くなると歯肉が腫れる
✓ 歯の揺れを感じることがある
「歯周病」には、炎症が歯肉に限局した「歯肉炎」と、歯を支えている歯槽骨が破壊されて歯を失ってしまう「歯周炎」があります。
上の症状が複数当てはまると、「歯周炎」の可能性が高く、歯科医院での治療が必要となります。
歯周病は糖尿病と相互に悪い影響を及ぼします。糖尿病をお持ちの方では歯周病が悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロール(なぜ血糖値をコントロールする必要があるの?もご覧ください。)が難しくなることがわかっています。
そして最近の研究では、歯周病の治療をきちんと行うと血糖値が改善するということもわかっています。
☆ココマデ☆
やはり、歯周病と糖尿病は深いつながりがある事が分かります。
糖尿病の方は、歯の定期検診をしっかりと決められた周期で受診される事をお勧め致します。
こんにちは、今福鶴見 下地歯科です。
日本歯周病学会の記事の続きの更新を致します(^^)
歯ぐきの検査をするときや歯石を取るときにチクチクと痛いのですが、どうしてでしょうか。
歯肉の検査では、歯と歯肉の隙間である歯周ポケットの深さを測ります。また歯石を取るときは歯肉の上に覆い被さるように付いている歯石を取り除くのでどうしても器具の先端が炎症を起こして敏感になっている歯肉に触れます。
しかしそれが我慢できないようであれば、表面麻酔(スプレー式の麻酔)を用いるなどの方法もありますので歯科医師に相談して下さい。
歯石はどれくらいおきに歯科医院にとりに行ったらいいのでしょうか
本来、適切な歯磨きができていれば歯石は付きません。また歯石の付きやすさにも個人差があります。歯磨きの指導を受けても時間がたてば、その記憶が曖昧に疎かになりやすいのも事実です。
通常は1年に3回~4回が良いと言われています。
また、かかりつけの歯科医師(歯科医院)を決めて、歯石のつきやすさを継続してみていただければ、どのくらいの期間で定期健診を受ければよいかわかります。
歯周病の予防
歯周病は何歳くらいから気をつければよいのでしょうか?
歯周病の原因は歯の磨き残しから歯に付着するプラーク(プラークバイオフィルム)と呼ばれるものです。よって日々その原因が蓄積されますから、歯が生えた時点から注意する必要があります。
一般的な歯周病は40歳前後に発症する場合が多いです。
予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?
虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため治療にかかる時間とお金が節約できます。また問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり歯のクリーニングなどが受けられます。
歯ブラシは電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯には良いのでしょうか?
一概にはいえませんが、電動歯ブラシだけでお口の中を隅々まで磨くのは難しいですし、長期に使用することにより歯が余分に磨り減ってしまう可能性があります。むしろ普通の歯ブラシで歯を磨き、電動歯ブラシは歯肉のマッサージ用くらいにお考え頂いた方がいいでしょう。
ここまでです。
いかがでしょうか?
歯周病は怖い病気ですが、予防する事の出来る病気でもあります。
予防には歯科検診が必須ですので、定期的に来院する事をお勧め致します。
こんにちは、今福鶴見 下地歯科です。
前回に続き、歯周病について更新します。
歯周病の症状
歯ブラシのときに出血したり、しなかったりするのですが、どうしてですか?
歯肉に炎症が起きていると食物や歯ブラシ程度の刺激でも歯肉から出血しやすくなります。ただ、炎症の進行やその日の全身の健康状態などにより必ず出血するとは限りません。
歯磨きのとき一度でも出血したことに気づいたならば、早めの受診をお奨めします。
朝起きたときに歯ぐきに違和感があるのですが、どうしてでしょうか?
夜寝ている間は、唾液が流れずお口の中が乾きやすくなります。お口の中が乾くと細菌の活動性が高くなります。つまり寝ている間は歯肉にとって危険な時間といえるでしょう。おやすみ前の歯磨きは特に気を付けましょう。
また寝ている間に歯ぎしりしていて歯と歯ぐき(歯肉)に負担があったのかもしれません。
歯ぐきがはれたような気がするのですが、しばらくすると治ります。でもその繰り返しでだんだん歯が動いてきたりするような気がするのですがなぜでしょうか。
歯ぐき(歯肉)がはれたのは炎症があるためです。その症状は多くの場合慢性で、自覚症状がないまま進行します。ただ、全身的な免疫力が弱まったときなどに痛みや違和感といった自覚症状として現われやすくなります。
歯周病の進行に伴って歯を支えていた骨(歯槽骨)が徐々に吸収されますから、歯の動きも大きくなります。たとえ今はれが治っていても、歯周病が治った訳ではありません。早めに受診しましょう。
歯周病の治療
何回も歯磨き指導を受けているのですが、ある程度磨けている(スコアが20%くらいだと言われました)のにもっと丁寧に磨くように、といわれています。自分でもこれくらいが限界だと思いますし、自分で磨くよりも治療をしていただいた方が早く治るのではないでしょうか?
歯ブラシをしていて大事なのはその時にどれくらい磨けていたか、ということだけでなく、自分で自分の歯を全て見落とすことなく磨くことができることです。歯科医院には毎日通うわけでもありませんから、治療に通院している期間を通じて、磨き残しができるだけないように、磨けないところがないようにしてください。
もしも、全部自分で出来なくても治療で通院している間は歯科医院で歯周病の治療の一環としてプラークをしっかり除去してくださいますし、治療後も定期的にリコールしていただければ、歯周病が再発する可能性も少ないです。
今日はここまでです。
また更新します☆
こんにちは、今福鶴見の下地歯科です。
12月に入り、今年も残すところあと少しとなりました。
2019年はどのような1年でしたでしょうか??(^^)
さて、今日は、院長が所属しております、日本歯周病学会のHpからの更新をしたいと思います。
当院には、歯のお掃除や検診、歯周病の治療で通われる患者様が多く、歯周病は歯を失う原因で2位になるほど、重大なお口の病気です。
歯周病は全身の疾患とも深く関係していて、放置できない病気なのです。
そこで、この日本歯周病学会という団体に所属している院長ですが、歯周病について、分かりやすい項目がありましたので、ご紹介したいと思います。
歯周病の原因
歯周病は必ずかかる病気なのでしょうか
歯周病は必ずかかるわけではありません。歯周病の多くは、原因であるプラークや歯石を日頃の歯磨きや、定期的な歯科検診などを受けることにより除去することで予防することができます。
予防できない歯周病もありますが、遺伝性の病気など、非常に特殊な場合です。
歯周病の原因はプラークと聞きましたが、プラークって何でしょうか?
プラークとは、歯に付着している白、または黄白色の粘着性の沈着物で、非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。
またプラークはバイオフィルムとも呼ばれていて強固に歯に付着してるだけでなく、薬品だけでは除去しにくい状態になっています。そのためにしっかりと歯ブラシ等で除去することが大切になります。
全身の病気と歯周病の関係について教えてください。
歯肉は体の中でも非常に敏感な組織です。またお口の中は全身の中でも微生物、細菌などが最も多く存在している場所でもあります。そしてあらゆる全身疾患と歯周病の関連性が近年の研究により指摘され始めています。歯周病との関連を挙げられているものには呼吸器系疾患、心疾患、糖尿病や妊娠などがありますが、なかでも糖尿病との関連は深く糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあるのです。
今日はここまでです☆
それでは、2020年も宜しくお願い申し上げます。
下地歯科