SAVE THE TEETH 歯を守る

   

下地歯科ブログ

抜歯 2022.08.10更新

こんにちは、下地歯科です。

歯科治療で歯を抜く時のお話を更新します。

 

歯を抜くとき

その①むし歯の進行状態

むし歯を放置して進行すると細菌に感染して、歯を支えている骨が溶けたり、歯ぐきが激しく痛むといったさまざまなトラブルの原因となります。

また、歯の根の先端が細菌に感染して膿がたまっている場合も、骨などへの感染を防ぐため歯を抜くことがあります。

 

その②歯周病

歯周病は細菌によって歯を支える骨が溶けてしまう病気です。

むし歯のように、初期の段階で症状を感じる事が少なく、「歯周病で歯を抜かなくても…」と思われる方は少なくありませんが、

歯がぐらぐらするほど歯周病が進行=重度の状態、になり、その歯をそのまま残しておくと、周辺の健康な歯までもが歯周病に侵されてしまう恐れがあるのです。

そのため、歯周病でぐらぐらになった歯は将来のお口の健康のために抜歯の選択が候補として挙げられます。

 

その③歯根破折

歯根破折は、歯が根元部分から、中から割れてしまう歯の病状を指します。
歯根というのは歯の下部、歯槽骨の中を指しますが、この部分から歯が割れていき、最終的には歯の表面部分も割れてしまうことのある病状です。

このような場合は、周囲への影響を考え抜歯を選択することがあります。

 

いかがでしょうか・・。

自分の歯を抜く選択をしなくてはならない場合、とても辛いですよね・・。

こうなる前に早期発見、早期治療が大切になります。

大切な自分の歯と歯茎を守るためにも、検診は重要なのです。

それではまた更新します。


夏季休診のお知らせです。 2022.07.13更新

こんにちは、下地歯科です。

8月14,15,16日は休診します。

宜しくお願い致します。

 

 


6月4~10日は 歯の衛生週間 2022.06.04更新

6月4~10日は 歯の衛生週間

6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防の日」です。

また、6月4~10日までの1週間は、厚生労働省・文部科学省・日本歯科協会などが「歯の衛生週間」を実施しています。

日本人男性の平均寿命は78歳、女性は85歳と、世界一の長寿大国です。

しかし、残念ながら、歯の寿命は50~60歳代で、高齢になるに従って、歯を失う人が多いのが現状です。

日頃から歯磨きなどの口腔ケアをしっかり行っていれば、歯の寿命をもっと延ばすことができます。

最近では、80歳まで20本の自分の歯を持とうという「8020運動」も提唱されています。

「歯の衛生週間」をきっかけに、歯を長生きさせるための口腔ケアを実践する習慣を身につけましょう。

 


抜けた歯を放置してませんか? 2022.05.20更新

こんにちは、下地歯科です。

何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置してはいませんか?

特に問題がないからといって、そのままにしている方は少なくありません。

1本歯がないくらいでは、食べるときにそれほど不自由はしないですよね。

しかし、歯が無い状態は、実は皆さんが想像している以上に大きな悪影響を及ぼします。

お口の中は家の柱と同じで、歯が1本でも抜けたままにしていると、歯全体が崩壊していきます。家の柱も1本ないと崩壊してしまいます。

 

まず、奥歯が無くなると確実に「噛めなく」なります。

奥歯は食べ物を消化しやすくし、歯列全体のバランスをとっています。奥歯が1本でもなくなると、慢性的な肩こりや頭痛の原因にもなってしまいます。

奥歯は、運ばれてきた食べ物を臼のように細かくすりつぶし、消化しやすくする働きがあります。

前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%も落ちると言われています。

食物をうまく咀嚼できずに飲み込んでしまうため、胃や腸に負担がかかるようになります。喉を傷つけることにもなりますし、消化不良で栄養も十分に取れなくなってしまうのです。

さらに、唾液の自浄作用の働きも弱くなる為、虫歯や口臭の危険も高まります。

重要なことは見た目が悪かったり噛みにくいなど、抜いたところだけの問題にとどまらず、反対の歯や両隣の歯などほかの歯にもトラブルが起こしたりもします。

歯が1本だけなくても生活に支障が無い、と思われているかもしれませんが、それは大きな間違いなのです。

1本でも失うと、確実に将来的にお口全体が崩壊していきますので抜けた歯をそのままにしておくのはよくありません。

必ず受診するようにして下さいね。


放置すると大変な事になる歯の状態 2022.04.15更新

こんにちは、下地歯科です。

 

定期的に歯科医院に通っている方は、むし歯や歯周病などの早期発見、早期治療をする事ができ健康的な歯と歯茎の状態を維持する事が出来ます。

しかし、歯科医院に定期的に通っていない方は、静かに歯周病が進行したり、気づいた時には激痛で歯科医院に駆け込む、という方も少なくありません。

 

今日は、こんな状態の方は放置せずに、すぐに歯科を受診して下さい!という内容を更新します。

 

こんな時は放置せず、歯科医院を受診して下さい!

むし歯=痛みがある、と思われている方が多いかと思いますが、初期の段階のむし歯には痛みがありません。

むし歯になると神経を通じて痛みを感じますが神経まで達していないむし歯は、痛みがないため放置される事も少なくありません。

しかし放置しておくと、必ず問題を引き起こします。

 

①詰め物が取れた時の放置

神経を取ると、栄養を届けられずにもろくなる、痛みなどの症状に気づきにくくなるなど、さまざまな要素が重なって、本来よりその寿命は約10年短くなると言われています。

痛みを感じないため、むし歯が大きくなるまで自覚症状がありません。痛みを感じとることができないため、気づかないうちにむし歯が重度にまで進行してしまうことがあります。

 

②痛みはないけど大きな穴が開いている

穴が開いているが、痛みが無い・・このような場合はまだ小さなむし歯ですが、むし歯は自然に治癒することは絶対にありません。

放っておくとどんどんひどくなり、必ず痛みが出てきます

 

③根の部分しか無い歯

歯の上の部分がボロボロで根っこだけになっている歯は、絶対に放置してはいけません。

汚れた残根の表面にはたくさんのむし歯菌や歯周病菌が付着しています。

痛みがないからといって治療せずに放置していると、その菌が他の健康な歯に影響を与えることも考えられるます。

そしてかみ合わせも悪くなりますので、顎関節の痛みや、肩こり、首痛、腰痛・・・と、やがては全身に悪影響が及びます。

 

①~③まで当てはまる方は早急に歯科を受診して下さいね。


4月5月のお知らせ 2022.04.01更新

こんにちは、下地歯科です

 

4月のお知らせ

4月4日(月)休診します

 

7日(木)診療します

9時半~17時までです

 

8日(金)診療します

9時半~17時までです

 

21日(木)
9時半~11時半までです

 

23日(土)休診します

 

28日(木)診療します

9時半~17時までです

 

GWは暦通りです。

5月30日(月)

9時半~17時までします

 

 


顎が痛い 2022.03.10更新

この様な症状はありませんか??

・口を開けようとすると顎が痛む

・口が大きく開けられない

・口を開けるとカクンと音がする

顎関節症とは、あごの関節や筋肉の異常により、あごが痛い・口が開きにくい・音がするといった症状が出る病気です。

あごにそれらの症状を持つ人は7割~8割もいるという調査もあります。

原因はなに?

ここからは日本歯科医師会のHPからの引用です。

昔は「かみ合わせの悪さ」が原因と考えられていました。

今でも「かみ合わせが悪いと顎関節症を初めとして、全身にも色々な不都合が起こる」という意見もインターネットには沢山あります。

しかしもしそれが事実なら、歯科医療事情がまだ整っていない発展途上国には顎関節症患者があふれているはずですが、国際学会に出席してもそのような話しを聞くことはありません。

では何が原因なのでしょうか。

実は原因を一つに絞ることができないというべきなのです。顎関節症の原因として現在世界的に認められている考え方は「多因子病因説」といいます。

関節や筋に負担のかかる要因は色々あります。

そのような要因がタイミングよくいくつも集まって負担が大きくなり、その人の持っている耐久力を超えると症状が出るという考え方です。

ココマデ

このように顎関節症の原因は一つではなく、いくつかの要因があります。

最も多いのは、あごと頭蓋骨の間にある「関節円板」がずれてしまうケースです。

「関節円板」は口を開けたときに前後に動き、骨と骨がぶつからないようクッションの役割を果たしていますが、これが前方にずれたままになってしまうと、口を開け閉めするたびに「カクン」と音がするようになります。

このほか、咀しゃく筋・関節包・靭帯の障害など、顎関節症には様々な原因があります。

矯正治療をしたら顎関節症が治った!という方が中にはいらっしゃいますが

個人差がありますので、必ずとは言えません。

顎関節症の症状ががって日常生活に支障がある方は一度歯科医院を受診する事をお勧めします。

 


噛む 2022.02.20更新

こんにちは、下地科医院です。

“子供が良く噛まずに食べる事が多いです。”

この様なご相談がありました。

昔に比べ、食生活の変化により柔らかい食べ物が増えてきました。

離乳食は、もともと歯が無い、少ない状態で口から母乳やミルク以外の栄養を摂取するという目的で食べますので、噛まなくもさほど問題はありません。

しかし、乳歯が生え揃えば、しっかりと噛む事を教えてあげる事が大切です。

乳歯でしっかりと噛まないと、永久歯が生え揃ってきても、食べ物をしっかりと噛めない、という食生活になってしまう可能性があります。

しっかり噛むコツとして

①やや固めの食事にする

生の野菜など、ガジッとかぶりつくのも良し、生が苦手な場合は、ボイルを短めにして、やや固めにしたり工夫する

②一緒に噛む回数を楽しく数える

忙しい食事の時間かもしれませんが、一緒に回数を数えながら楽しく食べる。

大人も噛む事が大切な事は変わりません。しっかり噛む事で満腹中枢も刺激されダイエットにも効果あります。

また、ご高齢の方は、認知症予防や、唾液の分泌抑制など、噛む事は良い事が沢山あります。

ですので、幼少の頃から、噛む事がどれだけ生涯にわたり、健康の一つとして大切なのか教えてあげて下さい。


2月のお知らせです☆ 2022.02.01更新

2月10日 16時半まで診療します

2月15日(火)午前のみ診療します

 

21日(月)16時半まで診療します

24日(木)16時半まで

26日(土)休診します

 

よろしくお願いいたします★

 

 

 


パタカラ体操! 2022.01.20更新

パタカラ体操はお口の代表的な体操の一つで、食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための、発音による運動です。

人は年をとるにつれ、「ごっくん」と飲み込む力が弱くなりお口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。

しっかり飲み込めずに食べ物が気管に入ってしまうと、咳き込んでつらいばかりでなく、

「細菌」も気管から肺へと入り「肺炎」を引き起こすこともあります(「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」といいます)。

普段から食事で咳き込みがちな方は、飲み込む力が弱まっている可能性が高く、肺炎のリスクも高くなっています。

その予防・改善を目的としたのが「パタカラ体操」です。

 

「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、食べるために必要な筋肉をトレーニングします。
まずは「パ」「タ」「カ」「ラ」を、それぞれ5文字3回ずつ発音してみましょう。

その次のステップとして、

「パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ」を3回繰り返し発声すればOKです。

 

「パタカラ体操」には「ごっくんする力」を高めるだけでなく、

いびきや歯ぎしりの改善

・だ液の分泌が増える

・表情が豊かになる

・唾液の分泌が増える事でむし歯予防にも繋がり良い事が沢山あります。

ぜひ毎日の習慣にして、健康なお口を維持しましょう!


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